「全国こだわり米推進プロジェクト」は、全国の生産者さんと東米商組合員のお米屋さんを支援する東米商主催のイベントです。
同プロジェクトでは、マーケティング専門家、品質管理専門家等プランナーが全国の産地に赴き、生産現場での「こだわり」を引き出し、お米屋さんとウィンウィンの関係を築いていくことを目指しています。

「全国こだわり米推進プロジェクト」は、全国の生産者さんと首都圏のお米屋さんとの架け橋になることを目的として、開催しているイベントです。

他のいわゆる生産者交流会と大きく違う点は、当日参加する生産者さんに対して事前にプランナーの現地派遣を行い、さまざまな角度から生産者さん側の現状分析を行った上で、イベント当日迄サポートを行う点にあります。

初めて商談会に出展しようと考えている生産者さんはさまざまな不安や疑問点がある方が多数存在します。

・お米屋さんとの取引とはどういうものか?
・取引においてどのような条件が必要なのか?
・直接首都圏の消費者と関わっているお米屋さんから市場の状況を聞いてみたい。
・自社のお米と他社のお米はどう違うのか?

そういった、不安や課題をプランナーと一緒に解消しながら、生産者さんとお米屋さんがお互いにウィンウィンの関係を築くことを最終的な目標として取り組んでいます。

その結果、お米屋さんの立場から見れば良質な生産者が出展する確率の高いイベントになっており、まさにその点が、展示ブースだけを設けて行う商業ベースのイベントと一線を画す点であります。

「こだわり米」という言葉の響きだけを捉えると、兎角、JAS 有機など特別な栽培方法で作られた高価なお米等と思われがちですが、業務用中心の品種で作付している圃場の適正品種の見極めといったこだわりというものも存在します。

また、堆肥においても例えば北海道の生産者さんでは牛糞、新潟県では鶏糞が主であるなど、様々な産地で自社の圃場に合わせた生産者さん自身の創意工夫が見られます。

全国こだわり米推進プロジェクトは、お米屋さんからの要望を生産現場に生かし、前向きに農業を進めているそんな生産者さんを推薦していきたいと思っていています。

こだわり米とは

「こだわり米」とは、JAS 有機など特別な栽培方法で作られた高価格なお米だけをいうわけではありません。
業務用中心の品種で作付している場合でも自社の圃場の適正品種の見極めにもこだわりがあります。
さらに、堆肥は北海道の生産者では牛糞、新潟県では鶏糞が主であるなど、様々な産地で自社の圃場に合わせた生産者自身の創意工夫が見られます。
また小さな圃場では、その特徴を生かして疎植栽培を行ったり、乾燥時の水分量にも気を配る等其々のこだわりを持っています。
全国こだわり米推進プロジェクトは、小売店様からの要望を生産現場に生かし前向きに農業を進めているそんな農業生産者さんを推薦していきたいと思っていています。